『蓮』
〈鞍馬寺竹伐り会式〉
事務局のたまきです。
6月20日、鞍馬寺で行われるのが「鞍馬寺竹伐り会式」です。
寛平年間(889-98)峯延上人が修行中、現われた大蛇を仏法の力で倒した故事に因んだ行事だそうです。
長さ4メートル、太さ15センチ近くもある青竹を大蛇に見立て、僧兵姿の鞍馬法師が近江、丹波の両座に分かれ伐る早さを競い豊凶を占う。
破邪顕正と水に感謝する千年の古儀。
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『蓮』
蓮は
泥沼に根を生やし
茎は泥沼の中を這い
美しい花を咲かせる。
蓮の花は
泥水がひどければ
ひどいほど
大輪の花が咲く。
人間も
悲しみ、苦しみ、つらさ、
などがあればこそ
美しい花を
咲かせることができる。
様々なことが
あればあるほど
大変なことが
あればあるほど
大輪の花が咲く。
これでよくなる。
だからよくなる。
さらによくなる。
きっとよくなる。
今日もいい風になりますように。