信頼関係とクレド:10月実践塾レポート
10月の実践塾は【マネジメント】実践編でした。
実践塾の様子を事務局よりお伝えいたします。
参加者のご要望にお応えして、
テーマの1つにある「意識」のマネジメントをお伝えしながら
【会社のクレドづくり】を具体的な実践例としてとりあげました。
クレドづくりにおいて、まず大切なことは、
社員との信頼関係を作ること。
せっかく作っても、社員に伝わらなければ、宝の持ち腐れになります。
社員との信頼関係を深めていくために、
社長としてどのような意識を持っておくことが大切なのか、
自分自身の意識のマネジメントの仕方をお伝えしました。
その意識を持った上で、社員に声をかけていくと
今までのギクシャクした、通じない違和感を覚える関係性から
社長の望む社員との関わり方へ転換していくことができます。
たとえば、
✳目の前の意見ではなく、引き出すことが大切です。
つい社長は自分の意見を押し通したくなるものですが、
まずは相手の意見を聞き、その意見の奥にある見ている方向性を確認します。
そして、社長の意識して欲しい方向性との違いを確認して、然るべき方向へ導いていきます。
✳仕事があるのが当たり前ではありません。
もし、そのような社員がいたら、ピンチです!
仕事は、誰かが作って、誰かが続けていることによって、仕事が生まれ、続いていきます。
そのことを理解し、社員に意識をしてもらわなければなりません。
✳全社員と面談をすることで、一人一人との関係性を作っていきます。
他の社員がいるオフィスで関係性を構築するには限界があります。
一対一だからこそ伝わることがあるのです。
✳社長の未来志向を強めていきます。
「●●になる!」だけでなく「●●する!」でもありません。
「●●になるし、する!」と意識を強めていくことで、
会社全体に社長のエネルギーがより強く行き渡っていきます。
このような日々の地道な社員との関係性の見直しを積み重ねながら
会社のクレドを作り、信頼関係の上にクレドを生かします。
クレドは、社長が導きたい方向性でもありますが、
社員一人一人が自分の事として意識できるクレドでなければなりません。
社長一人、で創るのではなく
大きな方向性を示しながら社員全員で作っていくことが理想です。
シンプルで、わかりやすいクレドを。
みなさんも日々の社員との関わりを一人一人丁寧に観察して
1つの方向に向かって進んでくださいね!
今月も沢山の学びを、ありがとうございました(*^▽^*)
次回の実践塾は11月17日。テーマは【採用と社員教育】です。
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